第一世代トリプタン製剤イミグランは偏頭痛の薬

イミグランは有効成分をスマトリプタンとした医薬品で、第一世代のトリプタン製剤となっています。

剤形は内服用の錠剤および点鼻薬の2つで、片頭痛または群発頭痛の治療に用いられます。

片頭痛は気圧や何らかの理由によって血管が拡張することで血流が良くなり、膨らんだ血管壁が神経を圧迫することで規則的な鈍痛が現れるようになる症状です。

主に大脳動脈の拡張によるものだと考えられていますが、スマトリプタンが同じ部位に存在するセロトニン受容体に結合することで、血管を収縮させて鈍痛を和らげるようになります。

即効性に優れ10〜15分程度で効果が発現するため、片頭痛が起きてからの頓服でも使用することができるのがメリットです。

その反面で効果の持続する時間も短いため、長期的な片頭痛には十分な効果が発揮できないとされています。

イミグランは血管を収縮させる作用があるため、心筋梗塞や心疾患の疑いがあるもの、その他の血管障害を持つ人には使用することができません。

また、血圧をコントロールするために降圧剤を用いた治療をしている人では効果が薄く、十分な治療ができなくなるため、併用禁忌となっています。

特に強い副作用はないのですが、狭心症に似た胸の圧迫感があるため使用には十分に注意しましょう。